テストの問題がわかる横浜の出会い
これでも中学までは成績が割と良い方だった。
望めば進学校にも合格する程の偏差値だったが、高校受験で志望校に落ちてからは、ホントに墜ちるように学力も急降下。
いくら落ちたとは言え、あちきの通った高校はバカ学校。
しかもテストに出るような問題は中学の時に習ったものばかり。
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「うゎ~…高校入って中学の問題やるのかよ」
こりゃ、やってられん!とばかりにテスト中はほとんど寝ていた。
その後、テスト用紙には【2点】【14点】【0点】【6点】という採点。
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「はぁ~、0点取ったのは生まれて初めてだぬ!」
中学の時に英語で5の通知表をもらい、高校で0点を取ったなんて、ある意味快挙だ。
「おい、ひろち!何だよこの点数は!」横浜の出会い
「どれどれ…wwwお前、0点ってヤバくないか?」横浜の出会い
「マジで?ホントだ、0点だw」
周りはあちきのテスト用紙を見て爆笑する。
「お前、合計点どのくらいだよ」
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「あぁ、うるさい!いいじゃないか、そんな事どうだって」